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定例記者会見(令和4年11月28日)

会見概要

【日時】  令和4年11月28日(月曜日)13時30分~
【場所】  小美玉市役所本庁舎  2階  第2・第3会議室
【出席者】

   参加報道機関:読売新聞、時事通信社、茨城新聞、朝日新聞、日本工業経済新聞社

   市:市長、副市長、教育長、市長公室長、秘書政策課長、各部署担当

【記録】  秘書政策課

記者会見次第

pdf小美玉市長定例記者会見次第(pdf 157 KB)

市長あいさつ

  報道各社の皆様におかれましては、大変お忙しいところ定例記者会見にお集まりいただき誠にありがとうございます。また、市政の運営につきましては、日頃より格別なご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。本日は、第4回定例会議案のほか、市政運営の全般について情報を発信させていただきますので、記事掲載につきまして特段のご配慮をいただきますようお願いいたします。
 

説明案件

令和4年第4回定例会議案

・条例の新規制定について 1件

・条例の一部改正について 3件

・令和4年度補正予算について 9件

・指定管理者の指定について 1件

・市道路線の認定について 1件

・和解について 1件

  合計16件

 

pdf令和4年第4回定例会議案概要(pdf 335 KB)

令和4年度一般会計補正予算(第9号)

今回の補正予算は、普通交付税額決定による地方交付税のほか、新型コロナウイルスワクチン接種事業及び市内公共施設電気使用料等を補正計上するもので、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億465万4千円を追加し歳入歳出予算の総額を233億6,911万7千円とするものです。

(単位:千円)

補正前予算額補正前予算額補正前予算額補正前予算額

今回補正額今回補正予算額 補正後予算額補正後予算額
26,695,20422,664,463 721,459704,654 27,416,66323,369,117

 

pdf令和4年度一般会計補正予算(第9号)(pdf 306 KB)

補正(歳入)の主な内容

  • 地方交付税 【増額】 649,823千円(財政課)

     普通交付税の額決定により増額計上

  • 衛生費国庫負担金【増額】 56,925千円(健康増進課)

     新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金を増額計上

  • 衛生費国庫負担金【増額】 17,453千円(健康増進課)

     新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金及び、母子保健衛生費国庫補助金を増額計上

  • 総務費寄附金 【増額】 11,205千円(企画調整課)

     新型コロナウイルス感染症対策に対する指定寄附金及び、企業版ふるさと応援に対する指定寄附金を増額計上

  • 基金繰入金 【減額】 △169,212千円(財政課)

     今回補正予算の歳入歳出間調整のため、財政調整基金繰入金を減額計上

 

補正(歳出)の主な内容

  • 地方債償還元金 【増額】 318,400千円 (財政課)

     教育施設の統廃合により廃園・廃校となった幼稚園・小学校整備事業に充てられた市債と高い利率の市債を繰上償還する長期債元金を増額計上

  • 戸籍住民基本台帳事務費 【増額】 1,994千円 (市民課)

     マイナンバーカードの受け取り(交付)方法を拡充し、従来の市役所窓口での交付に加え、自宅での受け取りも可能とする申請時来庁方式を導入するため、本人限定受取郵便料等を増額計上

  • 新型コロナウイルスワクチン接種事業 【増額】 68,965千円 (健康増進課)

     乳幼児1~3回目、小児3回目、オミクロン株対応一般向け接種経費及び事務費を増額計上

  • 母子保健事業 【増額】 3,107千円 (健康増進課)

     3歳児健康診査での視覚スクリーニングの精度向上のため、屈折検査機器購入費を新規計上

  • 農地総務事務費 【増額】21,623千円(農政課)

     ため池(野村田池、大池)整備事業における整備箇所の追加に伴う整備工事等を増額計上

  • 保健衛生管理費 【増額】1,100千円(教育指導課)

     市内教育施設での新型コロナウイルス感染対策のため、サーキュレーター購入費を新規計上

  • 各施設維持管理経費の電気使用料 【増額】56,938千円

     電力価格高騰に伴う電気使用料を増額計上

 

TX茨城空港延伸に向けた「オープンハウス」の実施について

本市では、茨城県がTXの県内延伸の4方面案(茨城空港・水戸・筑波山・土浦)を県総合計画に位置付けたことを受け、茨城空港を経由した水戸までの延伸実現を目標に取り組んでいます。この度、TXに関する動きを紹介しながら、市民の皆様の延伸に対する想いや将来のイメージを伺う場として「オープンハウス」を開催します。


pdfTX茨城空港延伸に向けた「オープンハウス」(pdf 244 KB)

 

小美玉市移動期日前投票の実施について

本市では、12月11日に投開票が行われる茨城県議会議員一般選挙において、投票率の向上を図るため、新たに「移動期日前投票」を実施します。

小美玉市役所及び各総合支所の計3か所で行っていた期日前投票に加え、有権者にとって利便性の高い市内の商業施設においても実施します。

また、若年層が政治や選挙への関心を向ける機会創出を図るため、市内の県立中央高等学校においても実施します。

 

pdf小美玉市移動期日前投票の実施について(pdf 263 KB)

おみたま男女共同参画推進フォーラムの開催について

今年度の「おみたま男女共同参画推進フォーラム」では、東京大学大学院教授の瀬地山角氏をお招きし、「笑って考えよう家庭のこと、仕事のこと、未来のこと」をテーマに講演いただきます。

 

pdfおみたま男女共同参画推進フォーラム(pdf 1.07 MB)

 

 

質疑応答

1)議案に関する質疑

記者: 電気使用料の補正のことで伺いますが、電力価格高騰に伴う電気使用料を増額計上するということですが、今年に入って何回目というのは分かりますか。今回、主な施設ということで小中学校・幼稚園・共同調理場云々とあるんですけども、例えば本庁舎とか、そういったところではもう増額されていたんですか。

担当:同じ建物で何回かあったかというご質問でよろしいでしょうか。一度補正したところはなかったかとは思うのですが。おそらく12月補正まで予算の方を見ていただいて、足らなくなるとなれば今回の補正の方に上げたような傾向なので、おそらく今回で足りるであろうと思っております。

市長:今回、それ以前にもあったんですけれども、国の新型コロナウイルス感染症対策の臨時交付金の中で、施設の電気料で前年度に比べて多くかかった分を交付金で措置してくれるということで。こちらで申請して、これを受けられる予定の交付金です。その他に別途、例えば水道局の電気代の高騰は補正で、一般会計の補正で補充するような感じに、今回の電気料の高騰に関してはなっていると思います。

 

記者: 4ページ目の母子保健事業ですけれども、屈折検査機器というのは何をするものでしょうか。

担当:屈折検査機器というのは、一眼レフカメラのような形をしておりまして、3歳児健診の会場で、お子さんと撮影者が向かい合い、写真撮影をするような形になります。黒目を撮ることによって、その反射した光で目の屈折度を測りまして、その数値によって近視であるとか、遠視、斜視、乱視等の目の色んな異常を測定することができるという機械になっております。

記者:子どもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークで、こういった視覚異常を早期に発見することが重要であるとあるんですけど、早期に発見できるとどういうメリットがあるんでしょうか。

担当:まず、視力が改善する可能性が高まるのが、視力がそもそも6歳程度で完成されるということがございますので、最大7歳、8歳、個人差があるかとは思うんですが、その年齢までに治療を完了しなければ、視力が回復しないということがございます。よって、3歳児健診で、法的に視力検査が全市町村で行われているんですが、現在はランドルト環で視能訓練士が検査をしているんですが、それと併用する形で、機械でより精度が高い検査をすることによって、早期に発見し治療に速やかに結びつける、そういうことで、お子さんの弱視を改善することができるということで対応しております。
記者:これはどこの自治体も導入しているものですか。
担当:9月現在で、県内で15ヶ所の自治体で既に実施しているということで、今回、国庫補助金が入りますので、その辺で県内おそらく今年度中には約6割の自治体がこの機械を導入するであろうということで聞いております。
記者:310万7千円を使って、何台どこに導入するんですか。
担当:現在のところ2台購入予定でございまして、3ヶ所保健センターがございます。3ヶ所でそれぞれ検診をやっておりますので、2台を3ヶ所の保健センターで使用するということで考えております。
記者:要は同じ時期ではないので、時期をずらして3ヶ所で持ち運んで使うという意味ですか。

担当:はい。

 

記者:保健衛生管理費のサーキュレーターですけれども、これはどういう使用方法で、どういうねらい、効果があるんでしょうか。

担当:美野里中学校に各教室2台ずつ配置しまして、全部で50台の配置を予定しております。その2台を使いまして、コロナウイルスの感染対策ということで、教室内の換気をする目的でございます。

記者:窓を開けた状態で使うんですか。

担当:そうですね。

記者:冬寒いですけど、冬もこれを使うんですか。

担当:窓開けて、定期的に換気をするときに使うように考えております。

記者:ずっとつけっ放しということではないわけですか。

担当:はい。

記者:定期的に使うんですか。

担当:はい。定期的に教室内の空気の循環という形で考えております。

記者:分かりました。

 

記者:3ページ目の戸籍住民基本台帳事務費ですけれども、自宅でもマイナンバーカードを受け取れるということに対して国が補助するというのは、いつから始まっているんですか。

担当:令和3年10月27日から一応開始しております。

記者:もう結構、多くの自治体が導入しているものですか。

担当:そうですね。

記者:分かりました。

 

記者:ため池の整備事業があると思うんですけれども、今年9月に魚が大量死する悪臭騒ぎがあったかと思うんですが、それは関係しているんですか。

担当:ため池の護岸工事に伴う増額についての詳細でございますが、野村田池が大量死が発生した池でございますが、今回計上していますのは、護岸を工事するにあたって地盤が弱かったために、地盤の改良費、それから侵入防止、転落防止用のフェンスを改めて延長して設置するための工事を挙げております。

市長:これは魚を放流する人がいるから、放流させないようにフェンスをという意味もあるんだよね。

担当:はい。池の方に外来種等の放流等がございましたので、そういった侵入防止、それから道路に面しておりますので、転落防止のためのフェンスを延長して設置するというものでございます。

記者:遠因となっている外来種を勝手に放流する人がいるということを防ぐ意味もあるということで。

担当:その通りでございます。

記者:フェンスはどの位の高さなんですか。放流できないような高さなんですか。

担当:1.5メートルを予定しております。

記者:今の関連で、ため池の岸に釣りをしやすいように足場か何かを作っていたという話もありましたよね。その撤去についてはどうなんですか。

担当:この度の工事に伴いまして、そういったものについては撤去しているところでございます。

記者:他のため池でも同じような、勝手に作ったような施設は見られるものですか。

担当:すべてを把握している訳ではないので申し訳ございませんが、野村田池のように数ヶ所設置されているような場所はないかと思われます。

 

 

2)その他一般に関する質疑

記者:市長のご説明にありましたTX延伸に向けたオープンハウスの実施ということなのですが、気運醸成を図るねらいがあるということですが、この場で出された意見はどのように反映されるのか。例えば、今後の県への要望に反映するとか、その辺のお考えがありましたら伺いたいと思います。
担当: 今回のオープンハウスを実施して、来場した方々の声等は、整理をさせていただいた後、市のホームページの掲載もそうですが、今後行われます県への要望等に対して活用させていただいて、市民あるいは県民の声として、要望の際に伝えていきたいというふうに考えております。
 

記者:県議選の移動期日前投票について、これは初めてでしょうか。
担当:移動期日前投票につきましては、前回7月の参議院選の結果を踏まえて、今回12月の県議選で初めて実施するものでございます。
記者:分かりました。
 

記者:市長にお伺いします。TXの県内の延伸に関して、茨城空港を経由した水戸までの延伸実現を目標に取り組んでいらっしゃるということですが、このルートの意義と、土浦等の他のルートに比べて優れているところを教えてください。
市長:現在、筑波山ルート、土浦ルート、水戸ルート、茨城空港ルートの4つ示されているんですが、水戸と茨城空港とのいわゆる2本のラインになると思うんですよね。ただ、水戸だけ、茨城空港だけでなくて、茨城空港から県都水戸へと繋ぐのが将来の茨城県のあるべき姿ですか、2050年の。それによって県内の発展に繋がるのかなと。ただ水戸だけに向かうのではなくて、やはり空港を経由して水戸に繋がるのが一番、ただいま申し上げた通り将来の茨城の発展には重要かなということで、そのルートを本市では一番強く進めているということであります。
記者:茨城空港経由するとどうして将来の県の発展に繋がるのか、もうちょっと具体的に教えてください。
市長:実際に事業費用を考えると、他方では色んな意見があります。いわゆる費用対効果等、人口減少の中で云々という話があります。ただし、将来にわたって、空港というのは、どこの空港もそうなんですが鉄道に繋がることで強みを増す、或るいは利便性がものすごく良くなるということで。それから、茨城県は、ご覧の通り水戸とつくばが、バスで一部は繋がっているんですが、やはりこれもきちんと鉄道で繋がることによって、将来的に県政の発展に繋がるのかなと、そういうふうに思い、空港から水戸市に繋ぐことが重要と私は思っているところであります。

記者:他のルートとして、土浦は建設費でいうと一番安いかと思うんですが、土浦よりも空港経由するルートの方が優れているところはどこになるんでしょう。

市長:優れているといいますか、ただ経費的な部分だけを見ると、確かに土浦の方が経費はかからなくて作れるんですが、首都直下地震とか将来災害等々が起きたときに、やはり人の避難等々、茨城が全然被害にあわないということはないんですけども、やはり陸と空、鉄道が繋がることで避難ルートの一つになるかなということで。そういうものを全体的に考えたときに、空港に繋がるのが一つの選択としてよろしいのではないかと思っています。

記者:今のところ手応えみたいなものはありますか。

市長:正直ですね、先だって知事ともちょっとお話して、この4ルートがあるんですが、知事にも4ルートだけで決めるのではなくて、茨城空港から水戸までという意味なんですが、複合的に決めてもいいんじゃないですかということで、知事と話したんですけども。知事も、まず第三者機関が今色んな部分で精査しているところだから、総合的にはそういうのも全く考えないこともないということで。ただ、今事務的にやっているところですから、まだその辺は何とも言えないということで、これからなのかなと感じています。

記者:ありがとうございます。

 

記者:TXのオープンハウスについてですが、このような形式を取った理由や目的をお伺いしたいと思います。未来を考えるワークというのはどういうワークショップを考えているのかというのもお伺いしたいと思います。あと、来場した方の質問に職員が説明するとありますが、県の検討事項で、しかもまだ具体的に決まっていない中での説明というのはどういうことを想定されているんでしょうか。

担当:オープンハウスをやろうとしたきっかけとしては、国道6号のバイパスでもオープンハウスという手法で意見をお伺いしたというところもございましたので、そういう形で市民の声あるいは来場していただいた方々の声を聞くということで、オープンハウスという手法を取り入れさせていただきました。今回、質問等については、担当の職員ということで、私どもTX茨城空港戦略室の職員がお答えするという形ではございますが、今回のオープンハウスにつきましては、これまでのTXの成り立ちやTX沿線のまちの様子などをパネル等を作成し、それを展示して、沿線のまちづくりに対するワークショップ的なところで、オープンハウスというものを実施できればと考えております。延伸の方面はもちろん決まってないというところではございますが、これまでのTXの先ほど申しました成り立ちであるとか、つくばみらいであるとか、そういったところの沿線のまちづくり的なところの質問等をいただきながら、TXが茨城空港に延伸された時に、将来のまちのイメージであるとか、そういったところを来場いただいた方々に対してワークショップでできればと今のところ考えているところでございます。

 

記者:移動期日前投票ですけれども、ご存知であればですが、高校での実施というのは、県内でも初めてになるのかということと、対象が中央高校生のみということで、実際、有権者に該当するのが何人位なのか分かれば教えていただけますか。

担当:まず高校につきましては、県内で調査したところ、まず日立市で、明秀日立高校等、正確に全部は言えないのですが実施している実績がございました。今回、中央高校の生徒につきましては、3年生が200名程いるのですが、そのうち小美玉市内在住の生徒が44名いらっしゃいますので、その中で12月11日現在で18歳になっている方が対象となってくる予定でございます。

 

記者:TXのオープンハウスのことではないのですが、前に茨城空港で署名活動をしている時に取材させていただいたことがあるのですが、もう何ヶ月も前だったと思うんですけども。小美玉市は割合署名が市民の人口の割合に対してはたくさん集まっているという話も聞いているんですけれども。ただ、空港で署名をやっていたときには、空港の利用者、たまたま声を聞いた方がそういう方だったという部分あったと思うんですけれど。市民ではない人、先ほども全国の方のという話も市長の方からありましたけれども、ねらいが定まっていないんじゃないかなとその時点で思ったんですね、署名のですね。市民の延伸を期待する声というのを集めていくという考え方、あまりこだわらないということもあったんでしょうけれども、どこの方でもいいからという感じになっていた部分もあるのかなと。そういうふうに積み上げられた数字だと、その声は何を反映しているのかなということになってしまうという気もしたんですけれども。その辺の見解をお聞きしたいと思います。

市長:基本的には、市民がTXの茨城空港への延伸ということを、市民の要望的な部分で署名を行いまして、2万2千人位、ほぼ9割は市民です。もう一つは、利用者、あとは県民の中でも茨城空港利用している方の、鉄道があった方が便利だよねという期待している方もいるだろうということで、その辺は小美玉市に限らず、県民あるいは空港を利用している方々にも、空港降りて鉄道があった方が便利だよねということで、利用者に対してもアンケート的な感覚で。あればいいと署名をしてくれた部分もあるのかなということで。基本は、やはり市民が延伸することに期待あるいは要望するという形で署名をいただいたわけでございます。

記者:たまたま私が見合わせたところでは、北海道の方とか、たまたま茨城空港を利用してあるいはこれから出かけるという方もいましたけれども、その地元の方とは関係ないんですけど、こういう話があるんですかというようなことで、署名はしますよという感じが見受けられるところがあったので。別に反対もしないのでという。ただそういう形で拾った声は、どういうものなのかなと思った部分はあるんですね。反対はしませんけれども、非常に積極的に茨城空港経由で延伸していきたいということとは直接はあまり結びつかないのかなという気がちょっとしたものですから。

市長:あくまでも、その部分は利用者の声という感覚ですか、利用者した方が空港からTXという鉄道が延伸ということでいかがですかと。私も何回か行ったのですが、鉄道があった方が便利ですよねという感覚で署名をされた方が、そんなに多くはいないんですけれども、県民あいは市民が搭乗するときのアンケートというのも大きな部分なので。利用された方、北海道等から来た方、その利用者の声も入れておいた方がいいのかなという部分で、若干ですけどもそういう方の署名もあったということで、私たちは理解しております。

 

記者:今月1日に職員の処分が発表されたのですが、職員や対象の市民の個人情報に関わるということで、なかなか詳しいことが分からなかったのでここであえて伺いますが、市民向けに実施する国県の補助事業の事務処理ということだったんですけれども、この事業は何の事業かを改めてまた伺いたいのですが。

担当:お問い合わせなども以前いただいて、繰り返しのご回答になってしまうかと思うのですが、補助事業の内容といたしましては、国県から一部補助金を受け、小美玉市が事業主体となって市民向けに実施するものであって、先ほど申された通り細かい事業名等につきましては、個人が特定される可能性があるということで差し替えさせていただくということで、ご理解をいただければと思っております。

記者:何でしつこく伺うかというと、別に職員や市民の方の個人情報を知りたいというわけではなくて、この事業の申請を得られなかったがために対象の市民の方がどのような不利益を被ったのかということを知りたいんです。

担当:こちらの事業で、市民の方、申請を行った後に、その対象となる内容については、実際該当する行動がその方からされていなかったと聞いております。ただ、補助金の申請を国県に対して行ったことによって、補助金の入金が市の方にあったということがありまして、こちらの対応をさせていただいたということになります。

記者:不利益の部分は。

担当:個人に対して金銭的な不利益等は発生していないということで伺っております。

記者:先ほどの説明で、市民が行っていなかったというのは、どういう意味なんでしょう。

担当:申請をされた対象となる行動を、その後市民の方が、お金がかかるものに対しての補助ですので、それをお金がかかるものに対しての行動をとらなかったことによって、金銭的な負担がその時点で発生せず、現在至っているということで聞いております。

記者:そもそも申請はなかったということなんですね。

担当:当初の申請自体はあったんですけれども。ただ、その後、事務の進捗等が、本人への連絡等もこちらの方を行っていなかったこともあって、本人もこの事業自体に対して自分の行動をまず起こすということをしなかったため、結局金銭の負担が発生するような行動をとっていなかったということになります。

記者:分かりました。この市民に対しての対応というのは、謝罪なり、令和3年度の話なので今年度改めて申請するとか、その辺のフォローはどうなんですか。

担当:本年度の申請をするということで伺っております。

記者:認められる方向なんですかね。

担当:今年度の申請の内容につきましては申し訳ありません、私の方で把握しておりませんので、確認させていただければと思います。

記者:この職員のやったことは、公文書の偽造に当たるのではないかと思うんですが、その辺についてはどうですか。

担当:まず、事務処理において文書受理等の手続きをせずに放置する等、不適切な取り扱いを行って、補助金に関する国県への実績報告の書類を偽造したということで、実際に行っていない案件を実施者として書類を作成したということになると理解しております。

記者:違法な行為だったということですよね、認識としては。警察への告訴、告発というのはどうですか。

担当:市の方で今のところ予定してはございません。

記者:それはなぜですか。

担当:まず、市では市の基準で委員会で停職6ヶ月ということで処分を行っておりまして、こちらの処分ということで決定したところで。その中で訴える等の内容の話は出ていなかったということで、この処分をさせていただいております。

記者:考えていなかったということですか。

担当:最初から行わないという前提ではなく、この内容、経過を把握し、協議していく中でそういったところの行動をとるという話には至らなかったということなります。

記者:処分内容見ると停職6ヶ月ということで、これは悪質だということで、重い処分になっているわけですよね。

担当:はい。

記者:それでも特に告訴、告発は考えていないということですね。

担当:もちろん、本市で定める基準に照らし合わせましても、協議の段階では免職も視野に入るような案件として認識した上で協議を開始した経緯がございます。その後、本人の反省の度合い等、色んな方面の内容、状況、事実を確認しまして、委員会の協議上で停職6ヶ月と決定した経緯がございます。

記者:分かりました。

 

記者:TXの話に戻りますが、この間、臨界地下鉄線の延伸が発表されていましたけれども、TXへの接続ということで交通政策審議会か何かで本来あったかと思うんですけども、これについて、何らかアクションや要望とかをする予定はないんですか。

市長:関係市町で、TXの茨城空港までの延伸の協議会が議会でありまして、その方で県へ要望活動を先週行ったというのは伺っております。取材もNHKから受けて放映されたということで伺っております。

記者:それは茨城県への延伸の話で、東京から臨海方面に延伸するという話がありましたよね。茨城県への延伸はもともとない話ですけども、臨海方面に地下鉄が延びる、ただ、それは少なくとも秋葉原とかどこかでTXの接続があっての話ということで、交通政策審議会がもともとそういうビジョンを立てていたと思うんですけれども、国際競争力という点で。茨城県延伸まではそもそも国の方でも協議していないので、それはなしだとしても、少なくともTXに繋げた方がいいんじゃないかという考えがあったと思うんですね。それがTXとの接続というのは一切触れられていない話で、臨海方面に延ばしましょうという話があって、ちょっと忘れ去られているというところがあるので、何か小美玉市とか関係自治体としては、TXへ延伸するはずじゃないんですかみたいな要望はあるのかなと。なければいいのですが。

市長:現在は、その予定はないです。

 

以上、閉会
 


掲載日 令和5年1月26日

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