鹿島鉄道跡地バス専用道化事業(かしてつバス)
~かしてつが、バスになって帰ってきました!!~
事業概要
事業の経緯
鹿島鉄道は,石岡から常陸小川,玉造を経て鉾田に至る全長約27kmの鉄道で,沿線は地域内を東西に横断する主要道路である国道355 号と平行し,石岡駅を起点として石岡南台,石岡運動公園,石岡循環器科脳神経外科病院等の医療施設,玉里工業団地,小川中心市街地を経て玉造,鉾田方面へ接続する地域内の重要幹線として利用されてきました。しかしながら,利用者の減少や航空自衛隊百里基地への燃料輸送の廃止による収益の減少に伴い平成19年3月末に廃線となりました。廃線後は,ほぼ鹿島鉄道に沿う形で鹿島鉄道代替バスが運行されましたが,代替バスの利用者は,鉄道利用者の約4割と大きく落ち込みました。
これらの状況から,市としては,地域公共交通の維持,存続並びに活性化を図るとともに,鹿島鉄道の廃線敷地を有効に活用するため,バス専用道路として整備し,定時性と速達性のあるバスを運行する日本初の事業「地方型BRT」の実証運行を,平成22年8月に開始しました。現在は,実証運行が終了し,平成24年度から本格運行を行っています。
事業の概要
・計画区間:石岡駅~旧 常陸小川駅(7.1km)
・事業区間:石岡駅~旧 四箇村駅(5.1km)
・道路幅員:4.0m ~ 6.5m
・事業主体:小美玉市(石岡市区間は石岡市)
・運行主体:関鉄グリーンバス株式会社(公募による)
・事業区間:石岡駅~旧 四箇村駅(5.1km)
・道路幅員:4.0m ~ 6.5m
・事業主体:小美玉市(石岡市区間は石岡市)
・運行主体:関鉄グリーンバス株式会社(公募による)
事業の効果
・専用道化により渋滞が回避され,定時制と速達性が図られます。・国道355号の渋滞緩和への寄与と地球温暖化対策が図られます。
・茨城空港への利便性が向上され,沿線地域の公共交通活性化に寄与します。
・バスの走行位置や到着時刻などの情報を携帯電話やインターネット等を通じて利用者に提供するバスロケーションシステムの導入により,利便性の向上が図られます。
かしてつバス利用者数の推移(石岡駅~小川駅)(PDF 38 KB)
運行時刻表
・2022年4月1日改正ダイヤ(pdf 98 KB)・関鉄グリーンバスHP [外部リンク]
※かしてつバス運行情報サービスは2018年3月31日をもって運用を終了しました。
かしてつ沿線地域公共交通戦略会議(平成26年3月31日解散)
かしてつ沿線地域の「都市交通戦略」と「地域公共交通総合連携計画」の協議及び実施調整を行っています。- 座長(筑波大学教授:石田東生)
- 会長(石岡市市長公室長:佐々木敏夫)
- 副会長(小美玉市企画財政部長:林利家)
視察受入状況
応援メッセージ&利用宣言
広報紙「かしてつバスネットワークニュース」
掲載日 平成28年12月17日
更新日 令和5年6月30日
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