黄色い袋と魔法のトンネル
公演の様子
掲載された新聞等
2014年9月15日 茨城新聞
スタッフ
脚本:Myu文芸部
演出:新井良和
演出補:廣木葵
テクニカルディレクター・照明:川井昌幸
音楽:太田剛・豊田里実
作曲:太田剛
歌唱指導:柴山真理子
振付:新井晴香
舞台美術・小道具:廣木たみ子・保護者の皆さん
衣装監修:筑内雅明
衣装製作協力:中本ニッティングスクール
音響:櫻井竜生(株式会社ジャスト)
音響操作:中泉健太郎
照明操作:シミズヒロシ・鈴木冴子(株式会社ジャスト)
照明フォロー:古俣和雄・酒井和美
綱元:照沼修司(株式会社ジャスト)
舞台技術支援:阿部喜一(みの~れ)
演出部・舞台進行:皆川めぐみ・中泉陽子・浅野陽香・武石千絵子・佐藤由紀乃
武石春空・中里文乃・廣木葵・新井晴香・柴田茉莉
映像編集:細谷光央
WEB宣伝:渡邊高明・中本正樹・原田啓司(みの~れ)
スチール:金子政巳
宣伝美術:廣木たみ子(クレイクラフト・イラスト)・中本正樹(デザイン)
制作部:柴山真理子・小池伸二・君羅奈央・中本正樹・原田啓司(みの~れ)・遠藤智光(みの~れ)
助成:親が変われば、子どもも変わる」運動推進事業
ボランティア協力:みの~れ支援隊
企画制作:みの~れ住民劇団『演劇ファミリーMyu』
SpecialThanks:国分由美子様・笹沼一弘様・キミトジャグジー様
あらすじ
幼なじみの小学生4人組が育つ街には、「悪い子を連れ去る《黄色い袋のおじさん》」がいる。その正体を突き止めるため、4人は「黄色い袋のおじさん」のアジトがあるという遠州池のトンネルに向かうと、突然吸い込まれ、気がつくと…体が縮んでしまっていた!
遠州池のカエル王国は侵略者に苦しみ、4人はある依頼を受けることに。心細い時、つないでくれた友達の手のぬくもり。別れた友を信じ抜く強き心。勇気と友情の冒険ファンタジーがいま、はじまる!
公演概要
期日
平成26年10月5日(日曜日)14:00開演
会場
四季文化館みの~れ 森のホール
ごあいさつ -公演パンフレットより-
みの~れ住民劇団「演劇ファミリーMyu」代表 柴山真理子
本日はお忙しい中ご来場頂き、誠にありがとうございます。
Myuの歩みは、平成14年11月みの~れこけら落とし公演「田んぼの神様」から始まりました。その後、多くの方々のご指導ご支援を頂き、現在ではオリジナル作品を上演できるまでに成長しました。Myuの語源は、M=me、y=you、u=understand共に理解し合うという意味です。舞台作品作りは、お互いを理解・尊重することから始まり、仲間と協力し築きあげていき、喜びを分かち合います。これらは、人が人間らしく生きるために必要な活動と同じではないでしょうか。
Myuではたくさんの方々に舞台の楽しさを体験して頂ける様、年2回ワークショップを開催しています。また今回の公演でもアンサンブル枠を設け、多くの方々が様々な形で舞台に立てるよう参加し易い環境を心がけています。これからもMyuが出会いの懸け橋となり、人々の自己表 現の場、コミュニケーションを高める場、夢をかなえる場として輝き続け、地域住民の皆さまと共に歩んで行きたいと思っております。
最後に、公演にあたり多大なご支援、ご協力を頂きました関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。
演出 新井良和
幼き頃、TVや本の中に存在したヒーロー達。少しでも近づきたいと夢を描き努力を続ける。そんな純粋な思いは、大人になった今もなお、鮮明な記憶として皆様の心の中にあり続けているのではないでしょうか。目まぐるしく変化する時代を生き抜くための原動力。今作も、TVの前で釘付けになる一人の少年の日常から物語の幕は開きます。
みの~れと共にMyuが誕生して12年。常に進化しながらその時を刻む過程で、沢山の子どもたちが育ち、旅立っていきます。そんな子どもたちの視線の先には必ず憧れの大人の背中があります。いつ、どんな時代でも、我々大人が守り続けていかねばならないことのひとつ。今作のテーマソング「大きな背中」にはそんな想いが詰まっています。僕自身の大きな背中は、今は亡き父の背中。気付くのが遅かった悔いはあるものの、瞼に浮ぶその背中は何者にも代えられないヒーローです。僕らは 絶えず、何かや誰かにに守られています。冒険や挑戦をすることで、すぐ間近にあるその存在を知ることができ、逆境を乗り越えてこそ、本当の感謝の気持ちが芽生えるものです。
懐かしい「田んぼの神様」のリズムで踊って歌うミュージカル。ふるさとの温かさに触れる勇気と友情の冒険ファンタジー。最後までゆっくりお楽しみください。